賃料相場は、立地や物件の特徴に左右される?
賃料相場は様々な要因に左右されます。特に、立地と物件の特徴の影響を強く受ける傾向があります。まずは、自分で情報を集めることで、ある程度の賃料イメージをもつことが大切です。ただし、自分のイメージが誤っている場合もありますので、過度に先入観 をもたないように注意しましょう。
賃料相場を左右する主な要因
①都心からの距離
都心に近い場所ほど相場は高く、遠ざかるに従って相場は下がる。
②最寄り駅からの距離
最寄り駅に近い場所ほど相場は高く、遠ざかるに従って相場は下がる。バス利用の物件は、徒歩圏内にある物件よりも相場は下がる。
③利便性
利便性が高いほど相場は高くなる。例えば、各駅停車しか止まらない駅より、急行などが止まる駅のほうが、相場は高くなる。また、駅前の商業施設が充実している駅のほうが、充実していない駅よりも、相場は高くなる。
④築年数
築年数が経過すると建物が老朽化するだけでなく、部屋の仕様なども陳腐化するため、相場が下がる。
⑤設備
居室や台所、浴室、トイレなどの設備の性能が高いほど相場は高くなる。最近では、ブロードバンド対応なども相場に影響することもある。
⑥建物の構造
構造が堅固であるほうが相場は高くなる。最近では、耐震性なども相場に影響する可能性がある。
⑦広さ
一般的な広さや間取りでない場合には相場が下がる。また、ファミリータイプとワンルームタイプでは、一般的に相場が異なる。
⑧取引時期
入居希望者が多い時期は相場が高くなり、逆に少ない時期は相場が下がる傾向がある。例えば、新年度の転勤や進学などに伴う転居が多くなる1~3月までは、一般的に入居希望者が多いことから相場が高くなる傾向がある。
実際には上記の条件が組み合わされて相場に反映されます。また、内容はあくまでも一般的な傾向であり、物件によっては当てはまらないこともあります。
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