胃がんは早期に発見すれば治りやすいがんのひとつ~胃がん検診、今年度から対象が40歳以上になりました
がん検診の「基礎知識」についておさらいします
現在、国民の2人に1人は、がんになると言われています。
がんは遺伝によると言われますが、実はその割合は5パーセント程度、むしろ、喫煙、食生活及び運動等の生活習慣が原因であることが多く、これらに気をつけて発がんリスクを下げる必要があります。しかし、がんに罹るリスクはゼロにすることはできません。
そこで重要となるのが、がん検診です。
がん検診には、がんによる死亡率を下げるため科学的根拠のもとに行う、胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんの5つの検診(「対策型検診」)のほか、個人の死亡リスクを下げる目的で、「任意型検診」(喉頭がん、前立腺がん検診など)があります。
がん検診をするメリットとデメリットは?
がん検診は健康な人を対象にしていることから、早期がんが多く発見されるというメリットがあります。しかし、逆に身体的・精神的負担がかかるといったデメリットも生じます。メリット・デメリットについては以下のリンクをご覧ください。
「がん検診について」(国立がん研究センターがん対策情報センター がん情報サービス) (外部リンク)
西東京市の胃がん健診(無料)の申込み方法~申込み詳細は7月15日号以降の市報で発表されます
申込方法
専用電話に申込み
Webサイトでの申込み
健康課では電話申込みやはがきでの受付をしておりません。
申込み方法の詳細は、7月15日号以降の市報でお知らせします。
胃がん検診について
対象者
平成31年3月31日時点で40歳以上の市内在住の方で、前年度に胃がん検診を受診していない方(注記)治療中のご病気等によっては受けられない場合があります。
検診内容
問診およびバリウムによるエックス線検査
検診予定期間
第1回:平成30年8月27日から10月12日までの指定日
第2回:平成30年10月13日から12月7日までの指定日
第3回:平成30年12月8日から平成31年1月8日までの指定日
(注記)指定日につきましては市報とホームページにてお知らせします。
会場のご案内
田無総合福祉センター
保谷保健福祉総合センター
検診時間
全て午前中(前夜から食事、水分等の制限あり)
検診費用:無料
ただし、検診の結果精密検査や治療が必要な場合はご自身の健康保険証をお使いいただき、費用は自己負担となります。
胃がん検診を受けれない方&バリウム検査の注意事項
妊娠中または妊娠の可能性がある
胃の手術をした
胃・十二指腸の治療中または経過観察中
消化管の閉塞またはその疑いがある
バリウムを飲んで、過敏症が出た、排便困難・腹痛などにより医療機関で処置を受け
たことがある
水分制限がある(透析中・腎疾患・心不全など)
1年以内に脳血管障害や心疾患で発作があった(脳梗塞・脳内出血・心臓発作など)
そのほか受診が困難(指示に従って体を動かすことができないなど)
ご注意ください!!
近年、バリウム検査による事故(誤飲、極度の便秘、腸閉塞、検査中の転落など)の報告があったことから、国および検査実施機関より、以下の指導がありました。お申し込み前に必ずご確認ください。また、過去に胃の検査をした方は、概ね1年あけてから受診してください。
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