株式会社スプラッシュ
2017年12月18日
ブログ
購入しようとする土地の隣りが、自動車整備工場なのですが‥土壌汚染は大丈夫でしょうか?
お昼過ぎに埼玉県草加市在住の方からお電話をいただきました。
購入を考えられている土地について迷っている時に偶然に眼にした弊社の「FAQ」記
事を見つけ、取り敢えず「聞いてみよう!」と思われたとのことです。
自分が購入を考える土地の土壌は大丈夫だろうか?
土壌汚染というと豊洲をイメージされますが、自動車整備工場、ガソリンスタンド、ク
リーニング店、塗装関連といった施設で使用している薬品などが対象となります。国の
定める基準では、第一種有害分質(11種類),第二種有害分質(9種類),第三種有害分
質(6種類)計26種類の分質の溶質量や含有量が法律で定められ、基準値が示されて
います。
自動車整備工場ではフッ素と鉛が検出される場合が多い
西東京市、三鷹市内の自動車整備工場では基準値を超える「フッ素」と「鉛」が検出さ
れました。調査を重ね、分質を特定、汚染範囲を絞込み対策(土壌の置き換え、中和剤
投入など)を講じました。これら作業は法律で定められており、市役所を通じて環境省
へ報告をしています。一概に申し上げれませんが、これらの分質は、他の分質と比較し
て地中に浸透しづらい物といわれています。
その自動車整備工場では板金作業していますか?
ご留意していただいきたのは自動車整備工場の業務範囲です。
板金作業をする場合などは溶剤を使用するからです。またガソリンを使用すると「ベン
ンゼン」が検出される場合があります。ベンゼンは浸透しやすい性質を持っています。
自動車整備工場を解体する場合,他の用途に転用する場合に土壌汚染の調査が必要であり,継続使用の場合は市役所により見解がまちまちなのが実情です。
西東京市内では東京大空襲の際に大量の爆弾が投下されています。
自然界に存在する「鉛」が今でも検出される場合があると聞いております。
自然界に存在する「鉛」が今でも検出される場合があると聞いております。
弊社では土壌汚染の専門家とコンサルティング契約をしております。
具体的な対応方法について個別にて承りますのでご相談ください。
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