親からお金を借りる=金銭消費貸借契約
住宅ローンを利用する場合、金融機関に提出する申込書に購入資金の内訳について、細かく記載する必要があります。住宅購入後には、所轄の税務署からの「お尋ね」に答えなければなりません。お金の出入りは誰が見ても分かるよう明確にしておきましょう。
借用書ではありません!金銭消費貸借契約書です!!
金銭消費貸借契約書作成のポイントは
1.貸借する金額
2.弁済期日
3.利息
4.遅延損害金
5.期限の利益の喪失
たとえ親子間であってもしっかりとした内容に基づく契約書にしなければなりません。他に注意するポイントしては、契約書は何通作成し、収入印紙の貼付(貸借金額により定められています)、また誰が原本を保管するを明確にしておきましょう。
借入金利0%は絶対に通用しません
金利については、金融機関の金利と照らし合わせ妥当なものにしたほうが良いでしょう。また返済については、振込手数料を負担してでも金融機関への振込みにしましょう。親御さんから借りた資金を返済している実態が伴わなければなりません。ですので、送金手数料を負担してでも、金融機関への振り込みで返済しましょう。毎月定期的にご子息名義の銀行口座から親御さん名義の口座に、お金が振り込まれていれば、返済の証となります。親御さんは受取をした利息を雑所得として申告しましょう。
マンションから新築一戸建てへの買い替え
買い替えの場合、もっぱら「売却」と「購入」の同時進行、もしくは「売却」先行のケースが多いです。不動産売買を長年お手伝いする中で、より神経を遣わなければならない「買い替え」はお客様との連携がとても重要となります。
小さなお子さんがいらっしゃるご家族では、売って買うことに対するご負担の多くは奥さまにもかかってきます。
1.購入希望者への見学対応
2.室内の整理整頓
3.新居お引っ越しに向けての段取り
一番は「現在の暮らしの様子を他人に見られるストレス」と言われています。
居住するマンションから新築一戸建てへの「買い替え」、新規に借り入れをする条件として金融機関から求められるのは既存借入れの完済です。新たに住宅ローンを組むための方法の一つとして、抱える住宅ローンの残債を親御さんが一時的に立替をして完済をする方法が一般的です。
知らなかったは通用しません!
親子、ご夫婦、兄弟などの家族間であっても、金銭の貸し借りには、必ず借入金額・金利・返済期間・返済方法など記載した書類を交わすこと。また金銭の授受は、金融機関の振り込みとし、毎月の返済金についても送金手数料を負担してでも、金融機関の振り込みで返済することです。後に後悔しないためにも絶対に守ってください。
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