建物を解体する際の注意事項を解説します
どしゃ降りの中を解体工事業者さんと打合せ!
解体工事、
建物を壊すことですが、
神経を遣わなければなりません。
何に注意をし、
気をつけなければいけないか?
わかりやすく解説します!
周りのブロックは壊す?それとも残す?
外周のブロック、誰の所有物なのかを確認します。自己の物であれば壊す!相手の物であったり、共有の物である場合は残します。境界石や金属プレートなど、境界を示すモノは残さなければいけません。
今は使っていない昔の浄化槽はどうすればいい?
こちらの建物は昭和57年築。以前使用していた浄化槽が庭先に残っています。駐車場の土間コンクリートを外す際に、この浄化槽も撤去しなければなりません。
お隣の雨樋が越境している場合の対応は…
東側隣家の雨樋が上空越境しています。
事前に所有者に立ち会いを求め、現況(上空越境している)を確認してもらいます。その上で今直ぐに是正(解消)をするのか、将来建替え等する際に是正(解消)するのか、確認の上で合意書を取り付けるようします。また解体工事をする際、足場に注意しなければなりません。養生シートの張り方など、仮設工事の内容も細かく確認します。
【重要】解体する時に壊してしまったらいけないモノ
1,建物本体以外に壊すものは?
・外構
・庭木や石
・浄化槽
・井戸
2,越境物の有無
・隣家の建物本体や外構など現況確認
・給排水管など敷地内に埋設されている公設管の状況
3,境界は明示されている
・境界石、境界プレートの有無
肝心なのは、お隣近所とのお付合い。どのような方が、暮らされているのか?解体工事に絶対に確認します。入る前、工事中、どこでトラブルが発生するかわかりません。過去の事例では、前面道路が一方通行、通学時のスクールゾーン、商店街ゆえ買い物客の安全対策、隣接する建物の調査‥。現場ごとに状況が違います。聞き取りや現地調査、作業工程の組み立てが大切です。
安いだけでは絶対にダメ!“ウルサイ”、“危ない”、“キタナイ”とクレームになったら最悪です
最近みられる解体工事の見積もりサイト。価格の安さを強調する広告、これには充分に注意してください!始まってから追加!一番見聞きするのが、休みの日を守らない、朝早くから夜遅くまで作業する、養生を確りしない、清掃業務を全くしなど近隣の方からのクレームです。ご覧の2階建ての専用住宅、着手から工事完了まで約2週間。近隣のご理解があっての解体工事です。周りの方に気遣い出来ないととんでもなく大変なことになります。
不動産屋さんは建物解体の知識が乏しい場合が多いです。
・水道のメーターや排水の最終枡は撤去しない
・東電、NTTに電線等の撤去を依頼する
・宅盤をゾロにする(土地の道路の高さを同じにする)
・使わなくなった浄化槽、井戸についての作業指示
若い営業マンはトンチンカン(苦笑)
でも‥いちばん大切なのは近隣への挨拶回りです
事前にご近所さんへの挨拶回りは勿論、連絡先等を伝えておくことです。解体工事途中に何か迷惑になることが起きたらを想定しておかなければなりません。
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【鈴木義晴のプロフィール】
頑張るではなく「顔晴る」の意味
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