都市銀行はダメ、外国銀行もダメ‥在留して5年経たないと住宅ローンは組めませんか?
「出来ることはできます、出来ないことは残念ながらできません」とハッキリ言うようにしています。お金に関しては曖昧な言い回しをしません。徹底的に調べた上で答えが出るまではいい加減なことは口にしません。Yさんにも「永住権のあるなしはものすごく違います。決してハードルは低くなく年々高くなっています」と説明を繰り返しました。
来春4月、小学校に入学させたいんです
都市銀行の審査では絶対条件と必要条件に別れます。在留して5年は絶対条件、これは満たさないとダメです。ゆえにYさんの場合は後1年半待たなければなりません。中国銀行や交通銀行はご本人の条件ではなく、購入される案件の条件なので‥これまたダメになります。「来年4月に子供が小学校に入学をするんです。できれば無理をしてでもその時期に合わせたいのです!」と必死に訴える奥さんのお顔を見ると胸が‥。
3年分の源泉、1年分の給与明細、家賃の振込確認~金利は高いですが融資をしてくれる金融機関はあります
「3年分の源泉徴収票、ボーナスを含めた1年分の給与明細、賃貸借契約書と家賃の振込が確認できる資料‥これらを大至急揃えられますか?これらをも共に三井トラスト・ローン&ファイナンスという金融機関に打診をします。金利は高いです!でも経験から推測するとYさんご家族は条件を満たす確率があります」~電話、メールで説明した翌日に事前相談を申請、2営業日で承認をいただけました。
事前承認をもとに強力に価格交渉!並行して管理組合に生の情報収集をする
住宅ローン審査に並行して売主さんに価格交渉を展開、想定していた金額以上の値引き交渉が成立しました。また重要事項調査報告書に記載されている修繕積立金や大規模修繕工事実施内容に不明点があったので、失礼を承知で管理組合の理事長さん宅に赴き教えていただきました。「いままでこんな事を聞いてくる不動産会社の人っていなかったけど‥」と笑われました。確かに管理会社に聞けば住むことが大半です。でも実際にお住いになっている人にお尋ねすることが一番と考えて行動しました。だって知りたいですよね「居住者間でのトラブルってあります?」、「今度の大規模修繕工事では一時金の徴収を考えていらっしゃいますか?」、「どこの保険会社にどの程度の保険に入っていますか?」と。
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