人の振り見て我が振り直せ～サービス,ホスピタリティ以前に、接し方がとても重要

弊社管理物件の「イニシア川口並木サザンフォート」の案内立会いで、不動産会社担当者とお客様のやり取りで感じたことを綴ります。

降雪による凍結の影響を考え、イニシア川口並木サザンフォートが所在する西川口まで電車で移動。西川口駅から歩いていると携帯電話が鳴り「少し早いですが現地に到着しました！」と不動産会社の営業マン。『あと数分お待ち下さい！』と伝えて小走りに（笑）約束の時間５分前に到着。

現地エントランスに到着するもお客様らしき方はいるものの‥営業マンらしき人がいません。携帯にお電話を差し上げ『あの～エントランスに着きましたが‥どちらにおられますか？』。よくよくお話をお伺いすれば他のマンションのエントランスで待っていることが分かりました。「すいません！間違えました！５分ぐらい待ってください！！」

おいおい、下見をせずしてぶっつけ本番なのか？

昨日お引っ越しされた室内は、クローゼット内に荷物が少々、洗面化粧室に掃除道具がある程度になっています。７０㎡の専有面積、広々としています。他不動産会社様が案内されるので、わたしは邪魔にならぬよう各部屋の状態をチェックして回ることに。

「この春に東京に戻ってくるのですが‥今後の流れなど教えてください」

「住宅ローン手続き、どうしたらいいですか？」

「できるだけ速く入居したいのですが‥いつ頃に入れますか？」

お客様と他不動産会社営業マンとのやり取りは熱を帯びた真剣そのもの。賃貸をお考えなっていたようですが、資産を考慮し購入したほうが良い？とお考えになられたようです。

次々に質問されるお客様に対して口頭でしか伝えない営業担当‥「エッ、口頭でしか伝えない。それでいいの？」と疑問。住宅ローンの仕組みや費用面は資料を見せたり、書いて出さないの‥と見ていてハラハラ（苦笑い）よく見れば鞄を持っていないじゃん！今時、口八丁手八丁か～呆れるやら、悲しくなるやら。

お邪魔虫にならない程度に、現在の管理状況を重要事項調査報告書を元にご説明しました。他の不動産会社のお客様ですが、この寒さの中をご足労いただいているわけです。興味を持ってご覧いただいているわけです。当たり前のことなのですが‥不動産仲介業って、悲しいかな当たり前ではないんです（自分の会社、自分が担当するお客様以外はお客様としてみない傾向が顕著にあります）

人のことを云々申し上げる立場ではありませんが、最近の若い営業マンはなっていません。若い営業マンがなっていないのではなく、教える中間管理職の課長や部長の人達が教育をしていないような気がします。叱れないのかな～。

人の振り見て我が振り直せ、肝に命じます。

西東京市の不動産売買専門店