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2020年02月18日
ブログ

境界はとても重要~実際にあった話です!!私が提案した解決法をお伝えします

お母様が亡くなったことで
相続が発生しました!


遺された3人のご子息は
それぞれ家を所有していたので、
お母様がお住まいだった実家を処分、
現金化して3人で分けることになりました。

実家を売って兄弟間でそれぞれ分ける!

ご実家近くの不動産会社に
売却の相談をしたところ・・・

築39年のお住まいは
「取り壊して更地にして、土地で売ったほうがいいです」
とのことだったので遺品整理をし、
売りに出す準備をしていました。

偶然ご近所にお住まいの方が
二世帯住宅用地を探されており、
購入したいとトントン拍子に話が進み、
契約の段取りへ。

ここで
思っても見なかった
問題が発生しました!!

お隣から「その境界は違います!」と言われる

遺品の整理をしたあと
不要な物は専門業者に依頼し
処分をしました。

その後、
土地家屋調査士に測量を依頼。
近隣4名の方に境界立会いをした

東側隣接の所有者から

『その境界は違います!その石の30センチ右側にある鋲が境界です』

と言われてしまいました。

多少の誤差はあれども
埋設される境界のポイントで
間違いありません。

法務局保管測量図を元に
現地の境界と照合しても、
お隣の方の言われる鋲が境界ではありません。

土地家屋調査士が作成した現況図を元に、
不動産会社の方は何度も説明に行ったそうですが、

『亡くなった父から聞いているので間違いはない。そちらの言っている境界は認められない。ブロック塀を建てるのは自由だけど鋲を境にしてください』

とのことで
暗礁に乗り上げてしまいました。

『筆界特定制度』を利用して解決するしかない?

筆界特定制度とは、
裁判では時間や費用がかかりすぎるなどの
課題を解決するために平成18年に始まった制度。

この制度は
裁判所ではなく法務局で行う手続きで
土地の所有者が筆界を特定したいときに申請します。

土地家屋調査士や弁護士などが、
筆界調査委員となって必要な調査を行い、
その意見を踏まえて法務局の筆界特定登記官が
筆界を特定するものです。

筆界(境界)確定訴訟は
数年程度かかることが多いのですが、
筆界特定制度の平均処理期間は
約1年ぐらいと言われています。

『筆界特定制度でも1年もかかる?』

筆界(境界)確定訴訟、
件数は大幅に減りましたが、
筆界特定制度は増えています。

訴訟はハードルが高いと
躊躇されていた方の利用も増えたことが
要因と言われています。

手続き費用(測量費用)は
土地の広さや測量の難易度で、
ケースバイケースですが
決して安価ではありません。

お隣の言い分を受け入れる?

ある方のご紹介で、
お会いをしお話をしました。


『もし相手の主張する鋲が境界とすると何㎡減り、単価はいくら減るのですか?』


私はこうお伝えしました・・・

約2.5㎡の減、
そして坪60万円ほどだから
45万円程度でしょうか・・・

ご子息さん3人にとって
約1年という時間と45万円というお金と
どちらが重要ですか?

境界石は境界石、
立会承諾は立会承諾、
微妙にズレがあるのは
なんともし難たいです。

相手の言われるままでいいのか?
という気持ちはありますが・・・

理に合わないことを主張される人に
理屈で話をするのは手間と暇がかかります。

筋道を通すことも必要ですが、
時間軸で損得勘定することも必要です。

境界石でのトラブルは
感情剥き出しになり
精神的にまいってしまう場合が多いです。

45万円は大きなお金です。
でも3人で割れば一人あたり15万円

ちょっと目線を
変えてみたらいかがでしょうか?


ご兄弟と話し合いをされた後
「鈴木さんの提案で収めるようにします」
そのようにお話をいただきお隣との手続きへ


この法がベストではありません。
あくまでも長年の経験に基づくものです。

まとめ

土地や戸建住宅を売る場合
測量をし境界を特定面積を確定する
とても重要かつ必要です。

公簿売買(登記簿記載面積)でも
境界の明示は売主の責任です。

健康なうちに
相続の話し合いをするのは
躊躇されることかと思いますが、
ご本人がお亡くなりになり
相続が発生した後、
今回のようなことが起きた場合は、
解決を導き出すことに
時間やお金がかかる場合が
多くなります。

例え時間やお金に余裕があっても
精神的に辛くなることもあります。

いづれ処分する・・・
もしかしたら処分するかも・・・
あらかじめ隣接地との境界は
明確にしておきましょう!
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株式会社スプラッシュ
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