株式会社スプラッシュ
2019年12月20日
ブログ
明後日の売買契約を延期しました!
16日月曜日、
土地の購入申込みをいただき、
管理する不動産会社担当と打合せ、
現況のまま譲り受ける事を条件に価格交渉。
買主様の希望価格でOKになり、
22日日曜日に契約予定でしたが‥
辞めました!
理由は水道管!
①水道管が隣地の方との共有物?
②宅内の切り回しが越境の可能性?
正確な情報を確認出来ないからです。
十分な調査をしていないのが原因?!
本来であれば、
売却物件を預かるのであれば、
物件調査は完璧にしなければなりません。
権利関係は元より、
建築上の制限やインフラ関係、
調査が全てと言って良いくらいなものです。
素人には通用しても、
プロには「分かりません」はないのです。
現状を知ることで解決する方法が見いだせるもの
水道管に関する「覚書」があるのか?
所有される方は個人、
亡くなられたお父さんの持ち物、
細かなことが分からないのが要因です。
もし越境していたり、
越境されているのであれば、
解決に向けて方法論はいくつかあります。
①水道管の共有物の解消
→お互いに改めて新規取出し等の実施
②覚書の手交
→建替えや改修の際に解消するべく約束する
③第三者へ継承を約束
→売買等で所有者が変更されても約束は継承
プロとして「価値の提供」が出来るのか?
あっさり契約を延期した理由は、
将来にトラブルの要素を残してはいけないから。
モラルのない営業マンは、
「取り敢えず契約をしましょう」
「その上で調査をし解決するべく動きましょう」
「万一に備えて白紙条項を付けますので安心してください」
このような言葉を言うのでしょう。
最低!
取引の怖さを知らない!
全く以て身勝手な輩です。
いま契約ができないだけです。
もしかしたら解消できずに契約できないだけです。
この二つ一つ、
それ以外に答えはあるのでしょうか?
真っ当な商いをします。
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