株式会社スプラッシュ
2017年01月15日
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田沼武能肖像写真展 時代(とき)を刻んだ貌(かお)(2月23日~4月9日)
写真家・田沼武能(1929~)は、“人間のドラマを見つめること”をテーマに、これまでに多くの著名人や子どもたち、世界各国の人々の姿を撮り続けてきました。東京市浅草(現・東京都台東区)に生まれた田沼は、幼い頃から父の営む写真館で写真とともに育ち、東京写真工業専門学校(現・東京工芸大学)卒業後、木村伊兵衛(1901~1974)のもとで写真家への道を歩み始めます。新潮社の嘱託のころ「芸術新潮」や「新潮」の撮影を担当したほか、フリーランスとなってからは世界に活動の幅を広げ「LIFE」や「FORTUNE」などの撮影を皮切りに、国内外問わず活躍するようになりました。「すべての人間は、他人の中に鏡を持っている」(ショーペンハウエル)という言葉に共鳴する田沼氏は、「人間」との出会いを第一に、被写体の生きてきた人生そのものを温かなまなざしから写しだすとともに、また自身の姿を見出し投影してきた写真家です。田沼武能肖像写真展では、田沼氏の撮影した練馬区にゆかりのある作家、五味康祐、檀一雄、松本清張らの肖像写真をご覧いただきます。なお本展は、練馬区立美術館との同時開催となります。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
展覧会概要
会期:2月23日(木曜)~4月9日(日曜) 午前9時~午後6時
※月曜日休室(ただし、月曜日が祝日の場合は翌平日休室)
観覧料:無料
会場:石神井公園ふるさと文化館分室(石神井松の風文化公園管理棟内)
問合せ:石神井公園ふるさと文化館分室 電話03-5372-2572
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