2018年11月11日
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ここは都市計画公園エリアでないですか?
西東京市柳沢1丁目で新しく売りに出された新築分譲住宅4棟現場。プリントアウトした販売図面を見て「うん、公園の計画はどうなのだろう?」と思い、事業主に電話してみました。
何で、そのような事を聞くのですか?
「あの~こちらのエリアは都市計画決定された公園のエリアかと思いますが、計画決定から事業決定へと進みましたか?仕入れの時に調査されていると思いますがいかがでしょう?」と尋ねると担当者が不在ゆえ折返し電話をいただくことに。1時間後『どのようなことですか?』と言われ、再度説明をすると『何で、そのようなことを聞くのですか?』とキツイ物言いをされてしまいました。「お客様に説明する重要事項と思いまして」と言うと『調べて折返します!』~その後3日経過しますが電話をいただけません。
整備が進む東伏見公園の公園づくりって何?
東伏見地区では、道路事業(調布保谷線)・公園事業(東伏見公園)・河川事業(石神井川)の3事業が連携してまちづくりを進めています。石神井川や隣接する東伏見稲荷特別緑地保全地区、青梅街道、調布保谷線との連携により、これらが一体となった緑豊かなうるおい空間を創出することを目指しています。また、調布保谷線や石神井川と連携して整備することにより、震災時や洪水時の防災機能をさらに向上させ、地域の安全を守ります。
東伏見の杜と一体となった水と緑に親しめ歩きたくなる空間づくり
東伏見公園は、東伏見地区(西東京市)水と緑のネットワークの中心として、ふれあいや交流の場を提供し、人々が集い、賑わいのある地区になるように整備していきます。現在は、地域のみなさまのご理解とご協力のもと、用地取得を進めています。
東京都西部公園緑地事務所工事課に聞いてみました
東伏見公園として、最初に都市計画決定がなされたのは、昭和16年1月11日です。都市計画決定面積は13.70ha。現在事業認可が下りているのは、北東部の公園部分として6.6ha。平成30年4月時点の事業の進捗は3.9ha。現在は、この残りの2.7haを進めている状況。南部の石神井川流域の水とみどりの一体の公園づくりとしての事業認可区域が1.6haも現在事業認可がおり進み始めています。現在はだいぶ用地買収が進み、空き地が広がっていきています。事業認可のおりていない区域では、土地の取引も規制することはできずに取引がなされています。
「西東京市柳沢1丁目5番の街区について計画の進捗を教えてください」
『東京都事業の優先整備区域とし認定され、平成32年度中までに優先的に整備に着手する予定という位置づけです。現在、それに向けて鋭意努力しているところです』(なんとも役所的な言い方です)
お客さんが知りたいことを想像し、事前に調べて、答えられるようにするのがプロとして当たり前のこと!
折返し電話すると言いながら電話をいただけない事業主の担当者、恐らく20代の人でしょうか‥「営業マンの質問に丁寧に答えられないのは、担当として恥じるべきだよ。自社が建てる場所のことは120%知っていて当然でしょう。社長や会長は誠実であれと普段から口にしているんじゃない」(# ゚Д゚) 二十代の時に勤務していた会社の社長に言われたことを思い出しました~『お客に家を売る生業なのだから早く家を持って借金しろ!そうでなければお客の気持ちは分かりはしない』そして『物件について知らないということを恥じるべきだ。役所調査はもちろん、徹底的に足で稼いで調べろ!お客さんの不安や心配ごとを減らすのが役割だ!」
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