株式会社スプラッシュ
2016年12月23日
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西原自然公園を育成する会
西東京市内の市民活動団体「西原自然公園を育成する会」は、公益財団法人あしたの日本を創る協会などが主催する「平成28年度あしたのまちづくり・くらしづくり活動賞・振興奨励賞」を受賞しました。
平成12年から市民ボランティアとして、西東京市にある西原自然公園の2ヘクタールの雑木林を若返らせる活動をしています。
武蔵野地域に江戸時代から受け継がれてきた雑木林を、本来のように生態系の豊かな明るい林に戻して、次の世代に残すことを目的に、およそ30名の会員が、月2回の活動で、育苗、植樹、下草刈り、間伐、枝落とし、枯れ木伐採などの林の更新作業を行っています。(高木や古木の伐採は市が行っています。)
2ヘクタールの雑木林を、毎年約10アール(5パーセント)ずつ、若返りさせて行く方法を採用し、10年の経過により年度毎に成長の違うモザイク状の林が復元し、それぞれに適した植物や生物が復活して、生態系や環境、景観の面からも良い結果が生まれています。
会の活動が評価されて、平成25年に、第48回東京都公園協会賞の最優秀賞を、翌年には第25回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰受賞しました。
西原自然公園
所在:西東京市西原町四丁目5番地
面積:20,013.93平方メートル
開園年月日:昭和54年6月15日
西原自然公園通り、文華女子中・高校の南側に位置する公園です。
園内は武蔵野の面影が残るケヤキやクヌギの林になっています。
西東京市では、市内でも数少ない貴重な樹林のある西原自然公園において平成16年度から「西原自然公園を育成する会」と協働し公園の植生管理を行っています。
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