株式会社スプラッシュ
2018年08月26日
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名将ハンニバルMM演習~奥出阜義さん(軍事戦略家・元防衛大学校教授)のセミナーを受講しました
8月25日(土)の午後はお休みを頂戴して、一般社団法人アーネスト育成財団の技術経営戦略研修に参加し、奥出阜義先生による「技術経営に役立つ名将ハンニバルMM演習」- 軍事戦略演習で学ぶリーダーの実践力 -を受講してきました。
軍事戦略や戦術を理解し、創造し、経営戦略を立案する
戦いを始めるにあたってリーダーは、戦う相手や自軍のさまざまな要素で構成される軍事力を理解しないで戦略を組み立てることはできない。ビジネスでいえば、自社の技術力や戦う相手の技術力を理解せずに経営をすることはできないといえる。問題を起こした企業リーダーが「まさかの事態を想定していなかった」と言い訳をよくするが、戦略力の11原則を理解し、活用していたらそのようなことは起こらないという。戦術を理解し、有限の時間内で創造してこそ時代の変革に対応できる、イノベーションと言われる変革を作りだす戦略となることを忘れてはならない。戦闘機は、離陸する前に目的と着陸する時間と場所を計画して飛び立つ。時間は有限であることを知るべきである。古代ハンニバルの戦いでは大量破壊兵器がなく、リーダーの人間力こそが戦略勝負の主体であった。それはビジネス戦略の人間力に相通じる。(一般社団法人アーネスト育成財団のホームページより転載)
ローマ軍8万6千人に対してハンニバル軍は5万人!カンネの戦いに勝利するにはどうする?
奥出先生が「目を閉じてください」と言います。20数秒後、「時代は紀元前216年8月1日の23時50分です。場所はカンネ。あなたはハンニバル!ローマ軍撃滅させるための最終決断をしなければなりません」と話をし、地形、地域、気象情報を伝えます。併せてハンニバル軍、ローマ軍の特色や装備などを示され3班に分かれて作戦会議。各々の攻め方の強みを形にするとともに弱みを思考します。
ハンニバル将軍になりきったわたしは訓示します。
我らハンニバル軍は二年の間勝ち続けてきた!
それもローマ軍に勝利するためのものと言って過言ではない。
敵は八万六千、我が陣営は五万!
故郷に生きて帰るには勝利しかいない。
ハンニバル統一は我らに課せられた使命だ。
正義は我らハンニバルだあ、行くぞ!!
朝霧の中、平原を埋め尽くす8万余りの威容に満ちたローマの大軍。「これは‥何と、敵の数の多いことか!」猛将ギスコに対してハンニバル将軍は何と発したか‥
朝霧の中、平原を埋め尽くす8万余りの威容に満ちたローマの大軍。「これは‥何と、敵の数の多いことか!」猛将ギスコに対してハンニバル将軍は何と発したか‥10分100文字以内にして個別で発表しなさい!
わたしは‥
我が全軍を前を見よ!
これがローマの大軍だあ!
この瞬間、敵は勝利を確信したであろう。
戦争に絶対はない。
その意味は2年もの間戦い続けてきた我らが一番知っている。
確信ではなく過信しているのがローマ軍だあ!
50歳を過ぎて学ぶことの大切さを知りました
恥ずかしながら50歳を過ぎて学ぶことの大切さを知りました。キッカケは西河塾長からの「入塾はいかが?」~戸惑いと迷いの中で西河塾に通うことに。小平先生、大橋先生、浅野先生、杉本先生、教わる内容に毎回トンチンカンな答えをしていた自分です。いま振り返れば恥ずかしく、穴があったら入りたい気分です。塾に通うにあたり一つだけ決めたことに「授業の開始30分前に席につく」でした。毎週水曜日、全32コマの講義は結構しんどかった。課題が上手くこなせず「なんで、俺、馬鹿なのだろう」と思ったことは何度もありました。本当に良い経験になりました。
カメのスピードですが「学ぶ」を忘れずに形にします
ハードウエアでも、ソフトウエアでもなく、センスウエア~不動産仲介業における「サービス」を暗黙知から形式知にすることが目標です。感と経験と度胸で仕事をしてきた自分、他人様からすれば「何をいまさら宣う」と言われるかもしれません。でも‥形にしたい!と思っています。抽象的なモノでなく具体的な事例を挙げた形で‥いちよう叩き台があるのですが(笑)
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