株式会社スプラッシュ
2018年08月22日
ブログ
誰も住まなくなったご実家の解体、古くなって借り手が付かない建物の解体~安全に安く解体するコツをお伝えします
解体工事のコンサルティングを行っています。解体する建物も木造2階建ての専用住宅、鉄骨造の工場、鉄筋コンクリートの共同住宅など多岐にわたります。コンサルティングの際に注意するのは「安全管理」ですが、今回はお施主さんとなる方に知っておいて欲しいこと、お願いする内容をまとめてみました。
建物や庭先にある使わなくなった物~残置物の処分は解体費に含まれません!少しでも減らすようにしてください!
建物内部や庭先に残る不用品は別途費用です。見積りの際には室内も解体業者に確認をさせてください。安易に「どうせ壊すのだから、これくらいの物は、ついでに処分してくれるだろう」と判断してはいけません。残置物は解体工事費に含まれません!市役所の粗大ごみ回収、無料引き取りサービス、民間事業者への寄付等を利用して物を減らしてみてはいかがでしょうか?
解体工事の範囲や仕上げの方法はこまかく指示出しです
解体工事の範囲~ブロック塀をどこまで壊すか、ブロック塀がお隣りとの共有物であれば事前に声がけし了解を取り付けなければなりません。また復旧をどのようにするのか?を伝えなければなりません。解体後の土の漉き取りや整地方法をどのようにするかという内容を解体業者に確りと伝えることが肝心です。
地中障害物が出てきたら~速やかに対応すること!
地面の下に埋まっている物です。具体的には浄化槽、古井戸。稀にあるのが以前の建物の基礎、杭や廃材等といった内容が挙げられます。これらの部分は、解体をして始めて分かる部分なのでやむを得ません。しかし、注意するのは地中障害物が発見された際の解体業者の対応です。通常は発見した際は即連絡があります。この様な場合は、必ず現地確認をするようにしてください。時間がなく現地を行けない場合は写真などで「どのような物が、どれだけ発見されたのか」を確認してください。その上で撤去費用の見積りを依頼、納得された場合に追加工事として依頼をしてください。なかには施主に確認や了解も求めずに、勝手に『地中からガラがたくさん出てきました。全て撤去したのでOO万円を支払ってください!』といった解体業者もいますので注意してください。
関連した記事を読む
- 2024/11/23
- 2024/11/22
- 2024/11/20
- 2024/11/19