株式会社スプラッシュ
2018年08月05日
ブログ
西東京市内の不動産に関するお困りごと、トラブルを解決します!
不動産仲介業務に従事して33年、宅地建物取引士の資格を取得して28年が経ちました。お客様に対して今まで得た知識と経験をもとに解りやすくご説明し、お困りごとの解決に向けて最良の方法をご提案をいたします。
昭和46年6月に建てた鉄骨造5階建てビルの雨漏り
Aさんは平成11年に親御さんから鉄骨造5階建ての店舗兼居宅の不動産を相続されました。最寄り駅より徒歩2分の商業地域に立地するビルは1階、2階、3階が店舗、4階、5階にご家族がお住まいになられています。ご相続を受けた段階で28年が経過した建物、多少は手を加えていましたが防水工事や外壁塗装工事等の大掛かりな修繕をしていませんでした。近年では4階部分の居住スペースの雨漏りが酷く悩むことに‥防水、外壁塗装の見積もりを取ると相当な金額でした。であれば「健康で働いているうちにいっそうのこと建て替えをしよう!」とご家族でお決めになられたのです。
問題は1階部分のスナック2件との明け渡し交渉
最大の問題点はテナントとの明け渡し交渉です。2階、3階は一時貸しでしたので何ら問題はなかったのですが、1階のテナントは20年近く営業しているスナックが2件。「立ち退いてもらうには相当なお金を支払わないと無理です」とご近所の不動産屋さんから言われ、これまた悩まれることに。そこで建て替えの相談をされていた旭化成さんの営業さんに相談、私を紹介されたのです。
賃貸借契約書と家賃入金履歴から読み取れるものがある
Aさんにお会いするにあたり「賃貸借契約書」と「家賃入金履歴」(通帳)をご準備いただきました。それをもとにお打ち合わせを2回し、正式に立ち退き交渉の代理業務をお引き受けすることにしました。
1,家賃に滞納はあるか?
2,毎月の家賃支払期日を守らているか?
経験で言えばこの2つに集約されます。多くの人は何ら問題なくきちんとされますが、稀にルーズな方がいます。そのような方は立ち退き交渉において難航が予想されます。
相手を慮る誠実な交渉と誠意ある条件の提示
詳しい明け渡し条件の提示は控えますが、Aさんご自身も納得される条件で立ち退いていただくことになりました。今回のように老朽化が進み困っている状況を丁寧に説明すればご理解はいただけるものです。お金より大切なことは「考えていただくお時間」と「具体的な明け渡しまでのスケジュール」です。今回は次のお引越し先を考えて、合意をいただいた段階で金銭面の50%をお支払いしました。
信頼できる専門家フル活用しパワーチームを作ります
様々な分野に信頼できる専門家の人脈を持っています。 不動産に関して何かお困りのことがあれば、その問題解決のお役に立てる専門家を編成します。弁護士、弁理士、税理士、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、相続診断士、ファイナンシャルプランナー、終活カウンセラー、葬祭ディレクターらとパワーチームを作ります。
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