日本開発工学会平成30年度社員総会・第1回研究発表大会に出席しました(6/24)
そもそも不動産屋のオヤジが学会活動?
西河技術経営塾を修了後、小平和一朗先生に「センスウエアを研究しないか?」と声を掛けられ、参加することになった日本開発工学会です。畑違いですがとても勉強になり刺激を受けています。昨年より運営委員会に所属し、足を引っ張ることがないようにお手伝いをさせていただいています。
瀧川淳エヴィクサー社長『顧客のチャレンジと一緒に進める「要素技術の見える化」ー競争優位を実現するエンジニアリング・ブランド』
今回の発表会は「イノベーションと科学技術」、「エンジニアリング・ブランドとMOT」、「ホスピタリティとサービスイノベーション」の3つのセクションに分類、17人の方が発表されました。
私が聴講した発表は
1,組織構造変化に対するビジネスイノベーション~越智徹さん
2,感性工学にもとづく香りの嗜好についてーエッセンシャルオイルに対する好みとその理由の男女差に関する実験 青山早苗さん
3,社長に求められるセンスウエア考 辻恭子さん
4,わが国家電メーカーのサービス事業化戦略の研究ー製品販売価格よ営業利益率の相関からの試案」 郭天宝さん
5,顧客のチャレンジと一緒に進める要素技術の見える化ー競争優位を実現するエンジニアリング・ブランド 瀧川淳さん
6,高機能性野菜の安全生産を目指すー循環型・先端科学農業(アグリエンス)の取り組み 山中隆敏さん
今、わたしが一番刺激を受ける30代の社長がこの人、瀧川淳エヴィクサー社長です。正直、彼がどのようなコトをしているのか‥ハイッ、ビシッと説明することが出来ません。ただ‥不思議な魅力を持たれる方です。自社の商品に絶対的な自信を持ち、説得力のある話し方は学ぶべきことが多いです。昨日の発表も圧巻でした!
西河技術経営塾でご指導いただく小平和一朗先生です
懇親会の席上で挨拶をする大江修造会長です
社員総会、発表会後に田町駅近くの中華料理店に移動して懇親会。美味しい料理とお酒で、更に熱のこもったコミュニケーションの場を得ることができました。たくさんの若い人から刺激を受ける、なんと恵まれた環境にいるのだろう、感謝の気持ちです。
いまだ「学びと研究する違い」が分からず立ち往生しているわたしです。暗黙知を形式知にしなければダメ~分かっているものの具現化できていません。ただ‥何となくですが‥『モノでもなければコトでもない、ヒト』、『モノを買う時代から誰からモノを買う時代への変化』と断片的にキーワードが浮かんだりしていますが‥。先生にちょっと突っ込まれると沈黙(苦笑)それ以上にわたしが表現する「センスウエア」はアカデミックな要素が欠けており、説得力が不足しています。
諦めない、根気よく、丁寧に続ける
不動産事業者としてのセンスウエア~30年仕事を続けているゆえ、人に言い切れる部分もあれば、未だに未熟な部分があるのが現実です。自分をどのように昇華させていくべきか、後進の人達に何を伝えるべきなのか~日々精進していきます。
関連した記事を読む
- 2024/11/23
- 2024/11/22
- 2024/11/20
- 2024/11/19