「鈴木さんはなんで毎日ブログを書いているの?」とよく尋ねられるので、『なぜ、今、ブログなのか』をお応えします
新聞折込チラシといった紙媒体の宣伝方法~チラシ1枚6円のコスト、雨が降ったら50万が‥ぱあ~になる
10年前であれば新聞折込みチラシが情報伝達手段でした。週末に現地売出しをする新築分譲住宅の広告宣伝活動の段取りは以下のようになります。
月曜日:広告制作会社と第1回打ち合わせ
※訴求したい内容を話し合い基本コンセプトを決定
木曜日:第1回校正
※大まかなレイアウトが示されアピールすべき内容の精査
金曜日:現地写真撮影
※室内用に小物類を購入し少しでも映えるべく工夫(カメラマン任せにしません)
翌月曜日:第2回校正
※現地写真をあてはめたチラシをブラッシュアップ
翌火曜日:最終校正
※文字の脱落など細かなチェックし写真の露出の最終決定、印刷のゴーサイン!
翌水曜日:配布エリア・折込部数を指示
※どのエリアに何部折込チラシとして入れるのか~デリケートな作業です
当時のチラシB4版(4✕4)80,000部の費用は、制作24万円+折込み24万、合計48万(税別)でした。高い安いで言えば結構安くしていただいた部類に入るかと思います。
うん、これは出来が良い!と思っていた新聞折込チラシでしたが、週末の天気が雨となると‥悲しくなるくらいの結果です。まあ~良い折込チラシでも10,000部で1本の問い合わせなのですが、これが80,000部のチラシを入れて、問い合わせが1,2本となると堪りません(苦笑)
SUUMOに掲載すればお客さんは来る!沿線別の冊子は無料配布されていますが、不動産会社は高額な広告宣伝費を支払うことに、それでもSUUMOに掲載する!
SUUMO、大昔は「住宅情報」(業界ではJJと呼ばれていました)といった電話帳みたいに分厚い雑誌でした。毎週、水曜日に発売されていた「住宅情報」、水曜日のお問い合わせのために休日出勤をしたものです(実しやかに言われた水曜日の反響は高確率!)その後沿線別となり持ち歩きに便利なサイズとなり、いつの頃から「SUUMO」へ。
‥ ‥ きりとり ‥ ‥
その昔、大手新聞会社がリクルートに対抗して住宅情報誌を作りましたが、あっけなく敗退、住宅情報の独占となりました(笑)
「エッ、見開き2ページが150万円なの」
毎週、どれだけの広告を掲載するか、どのサイズで?~このような形で広告掲載料が決まるシステムでした。当然、大手はふんだんな経費を使いますので単価は下がります。反対に中小の場合、掲載数が少なかったり単発ですと値引率が低く高額になります。ということで毎週とんでもない広告費を支払っていました。
でも‥SUUMOの問い合わせは絶対的
毎週とんでもない広告費を支払っても、SUUMOから他の媒体にすることは考えられませんでした。新聞折込チラシかSUUMOかの二者択一ゆえしょうがなかったのです。
大手不動産ポータルサイト(HOME'S、at home、Yahoo不動産など)で圧倒的な強みを見せるSUUMO!
現在、不動産会社にとっては大手不動産ポータルサイトは外せない広告媒体。ワンクリックでSUUMO、HOME'S、at homeに掲載することが可能になっています。実はここでもとんでもない広告費が掛かります。Yahoo不動産などでは月額1~2万円定額制で掲載することができますが‥SUUMOは相変わらず超強気!掲載するコマ数やオプションなどにより会社間に大きな隔たりがあります。
なんでSUUMOなのか?
無責任な話はいたしませんが‥SEO対策(検索エンジン最適化)予算が半端ではないからと言われます。例えば「西東京市 新築分譲住宅」と検索した場合、トップページの1番に表示されるのはSUUMOです。「行政名 新築分譲住宅」、「駅名 新築分譲住宅」とキーワード検索するとおおよそSUUMOが他を圧倒し、上位表示となります。お金を使い強制的に表示されるように対策をしているからです。
ネット広告は写真の掲載枚数?いいやyoutubeといった動画?なんのなんの360度のカメラで撮影‥作った動画の数が1300本を超える
1物件に写真掲載20枚できます⇒50枚掲載できます⇒無制限になりました⇒動画掲載できます⇒360度カメラの画像掲載できます⇒お客様からの問い合わせはチャットが可能になりました。
そのようなうねりの中、積極的に取り組んだのがyoutube動画!来る日も来る日も写真撮影!しまいには動画製作担当としてアルバイトを雇い、ソフトを購入、画像の演出法などにこだわり製作、なんとyoutubeにアップした動画1300本超!(苦笑)
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