株式会社スプラッシュ
2018年02月19日
ブログ
不動産売買における最重要事項の不動産営業マンを見極める
傾聴とは、人の話を単に聞くことではありません。相手の顔を見て、より深く、丁寧に耳を傾けることいいます。
間違ってはいけないのは、自分の聴きたいことを聴くことではなく、相手が話したいこと、伝えたいことを、真摯に“聴く”行為や技法。
専門用語を使わずに日常会話の言葉に置き換える
本日お会いしたNさんのご所有する不動産は、現時点では建築確認が取得できず、再建築不可のため、大幅に資産価値が目減りしてしまいます。
私道の所有者に正確な状況をご説明、なんとか一部を譲っていただくことになりました。
ここにたどり着くまで2ヶ月(苦笑)。共有物分割、民民立会い&官民立会い、確定測量、分筆登記など、これらの用語をどのように、わかりやすく伝えるのか四苦八苦。
A3用紙と青と赤のサインペンが必需品
聴きながら書き、書きながら伝え、そして聴く、その繰り返しです。
今日も気づけばA3用紙を10枚つかうことに。
そして、特に気をつけなければならないのは、聴く側の表情や仕草。
気持ちよく話してもらう環境を整えること、合いの手のタイミングも大切です。
話し上手は聴き上手
昔から言われる言葉です。不動産会社の営業マンは話し好きが多いように思います。
美味しいラーメン屋さんのことは詳しく、自分が知っている不動産や建築に関する専門的なことは立て板に水状態。
Nさんの所有される不動産にはご両親がお住いです。微妙に立ち位置が違うので、各々意見も食い違う場面も想定できます。
「それでは今日お打ち合わせした内容は、より噛み砕いてご両親にお伝えします」とお約束しました。傾聴はヒアリングではありません。
大切な不動産の売買は傾聴から始まるのではないでしょうか?
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