地域から孤立をなくすヒント5 田無公民館
ひきこもり当事者と家族の対話の可能性をひらく
「就労支援」偏重の傾向が見られた「ひきこもり」支援が、近年多様化してきたものの、困りごとや苦しさを口にできない人や、支援の場に出向くことができない人への支援は、今も手詰まりのままだという声を聞きます。
一方、「ひきこもっていて日常的に家族と話をしている人は7割」という調査結果があります。「ひきこもり」の問題から一歩踏み出すために、「対話」に着目し、「家族のコミュニケーション」について体験的に学びます。引用元:西東京市役所ホームページ(ページ番号 941-706-471)
語られることがなかった家族の対話~ドキュメンタリー「空蝉(うつせみ)の家」とドラマ「こもりびと」~
【第1回】9月18日(日曜日)午後2時から4時
テーマ:語られることがなかった家族の対話~ドキュメンタリー「空蝉(うつせみ)の家」とドラマ「こもりびと」~
講師:森田智子(NHKディレクター、ドラマ「こもりびと」、Webサイト「#となりのこもりびと」など)
【第1回】森田 智子(もりたともこ)さん
NHKディレクター。中学時代に不登校を経験、犬とロックにのみ心を許す日々を送る。高校時代に単身渡米、メキシコとの国境の町でジャーナリズムや映像制作を学ぶ。
大学ではバックパッカーとして20カ国以上を回る。2009年NHK入局、孤立や家族、生きづらさをテーマに様々な番組を制作。とりわけ、ひきこもりについては長年継続取材を続けており、ドラマ「こもりびと」ドキュメンタリー「空蝉の家」など制作。
【主な担当番組】
クローズアップ現代「働くのがこわい 新たなひきこもり」(2010年)、「ひきこもりルネサンス」(2018年)、「ひきこもり死 中高年親亡き後の現実」(2019年)、NHKスペシャル「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」、ドラマ「こもりびと」(2020年)、ETV特集「空蝉の家」(2021年)
【主な著作・ウエブサイト】
宝島新書「ルポ中高年ひきこもり 親亡き後の現実」(2021年)、ウェブサイト「#こもりびと」(2018年~)、「#となりのこもりびと」(2022年~)
ひきこもり親子クロストーク ~「語れなさ」を可視化して伝える試み~
【第2回】10月2日(日曜日)午後2時から4時
テーマ:ひきこもり親子クロストーク ~「語れなさ」を可視化して伝える試み~
講師:ぼそっと池井多(チームぼそっと主宰、『HIKIPOS』編集委員)ほか
【第2回】ぼそっと池井多(いけいだ)さん
幼少期より母親に精神的虐待を受け、青年期にうつ病を発症、大学卒業時にひきこもり始める。親へ言いたいことが言葉にならず、親との対話から逃げ回り、海外を転々と「そとこもり」しながら20代を送る。帰国して30代以降「うちこもり」、ようやく親へ言いたいことが言葉になり対話を求めるも、今度は親が逃げ始め、実家から追放される。以後、音信不通23年。孤独死予備軍。こうしてひきこもり家庭における親子の対話の修復がライフワークとなる。
【主な活動・著作】
2013年当事者発信の必要性に目覚め、VOSOT(チームぼそっと)創設。
2017年GHO(世界ひきこもり機構)開設、現在も代表世話人。
ひきこもり当事者メディア「HIKIPOS(ひきポス)」において6か国語でひきこもり当事者の声を世界へ発信する一方、2018年より「ひきこもり親子クロストーク」を全国で開催し、停滞するひきこもり界隈に新たな道筋を提起している。
著書に『世界のひきこもり 地下茎コスモポリタニズムの出現』(寿郎社、2020年)
オープンダイアローグ~肯定的に聞き、心に埋もれている「言葉」をつむぎだす試み~
【第3回】10月16日(日曜日)午後2時から4時
テーマ:オープンダイアローグ~肯定的に聞き、心に埋もれている「言葉」をつむぎだす試み~
講師:鈴木剛(精神保健福祉士、社会福祉士、介護福祉士)ほか
【第3回】鈴木剛(すずきつよし)さん
精神保健福祉士、社会福祉士、介護福祉士
大学卒業後、ワーキングホリデーでニュージーランドに渡航、非行少年の共同宿泊施設とヒツジ牧場で働く。帰国後ひきこもり青少年の自立支援の仕事に就いたことをきっかけに、2003年に西東京市の自宅を開放し、対人関係が苦手な若者がコミュニケーションを練習できる居場所「オンリーワンクルー」を毎月開催。19年目の今年、集まりの回数は240回を超えた。その経験を活かして、2017年から立川市の「リカバリーカレッジたちかわ」にて自己理解をテーマにしたワークショップの講師を務める他、オンラインで様々なワークショップを開催し、ファシリテーターとしても活動中。「ナラティヴ・アプローチ※1」や「オープンダイアローグ※2」から多くの知見を学び、それらを取り入れた活動をしている。
【主な著作】
『僕と彼女の物語-オープンダイアローグ的な対話をclubhouseで1年間やってみたら○○が待っていた話-(なんとなく文庫)』つよぽん他2名(電子書籍 2022年)
※1 ナラティヴ・アプローチとは、互いのナラティヴ(語り)を大切に聴きあい、共同で新しい物語を作っていく対話の方法
※2 オープンダイアローグとは、北欧発祥の精神療法の一つ。本講座では医療分野で注目されているオープンダイアローグの「聴くこと」と「話すこと」のリフレクションに着目し、対話の手法の一つとして体験的に学ぶための模索を続けている。
西東京市田無公民館 3階 視聴覚室
会場
西東京市田無公民館 3階 視聴覚室
対象
市内在住・在勤・在学者、ひきこもり当事者とご家族の方優先
定員
25人(申込順)
申込み
9月16日(金曜日)午後5時までに直接、または電話かメールで田無公民館へ
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頑張るではなく「顔晴る」の意味
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