住宅ローンの審査は何を調べるの？

住まいの購入と切っても切れないのが住宅ローン。メガバンクに始まりネットバンク、そしてフラット35（住宅金融支援機構）と借入先はさまざまあります。どの金融機関でも住宅ローンは審査は大きく分けて人的担保、物的担保の審査があります。通常「事前相談」と「本審査」と2段階あり、基本的には事前相談で承認を得た上で本審査へと進みます。具体的に金融機関はどのようなことを調べるのか分かりやすく解説をします。

あなたに融資するか？融資しないか？
１．年収に対しての返済比率
２．物件価格に対しての自己資金比率
３．現在の他の借入の状況
４．個人信用情報
５．勤務形態
６．勤続年数
７．勤務先の実態と信用
以上7つの項目について審査をします
本申請ではこれに加味して次の2つが審査されます。

a．健康状態（団体信用生命保険）
b．物件の担保評価
※物件担保のご説明は別の機会にいたします
金融機関によっては事前相談の段階でa,bの項目を審査する場合があります

金融機関の住宅ローン担当者は、審査情報の内容が良い顧客の事を「属性が良い」と言い、良くない顧客の事を「属性が悪い」という言い方をします。「属性の良い」は、住宅ローン審査で承認を得られやすく、低金利での借入が可能になります。「属性の悪い」は、謝絶（否決）になる確率が高くなり、借りることができても金利が高くなる傾向となります。

以下の項目に該当するのはいくつありますか？

金融機関に質問されてから答えるのではなく、その一つ一つのエビデンスを整えから、住宅ローンの審査を申し込むことお勧めします。

１．過去７年以内に債務整理をした事がある
２．クレジットの返済日を遅れた事が何度もある
３．現時点でキャシングの借入残がある
４．運転免許証番号の最後1桁が４以上の数字
５．キャッシング枠のあるカードの何枚も保有
６．スマホ本体を分割払いで購入している
７．自動車ローンの借入残がある
８．雇用形態が契約社員、パート、アルバイト
９．自営業で確定申告額を低く抑えている
１０．健康保険が国民健康保険
１１．保険証の資格取得日が勤続年数と異なる
１２．勤務先が中小企業又は社歴が３年未満
１３．給与体系が日給制である
１４．給与一部が歩合給である
１５．産休中、育休中。
１６．独身である
１７．勤続年数１年に満たない
１８．諸費用分住宅ローンで借りたい
１９．高血圧や糖尿病などの持病がある
２０．現在の居住年数が１年未満

他に借入があること
リボ払いが複数あること
車のローンの返済を何度も遅延したこと

分からないだろうと勝手に判断しないことです
金融機関は調べることが生業ゆえ100％事実を掌握します

最近の事例では
学生時代の奨学金の返済ありませんか？
親御さんの相続税対策で借入の保証人になっていませんか？

私（鈴木）のような名字の場合は
ココ10年間の住所履歴を教えてください
このような質疑応答がありました

いわゆる同姓同名‥
ブラックリストの調査です（苦笑）

地元西東京市に暮らし
商売もさせていただいているので
まっとうな仕事をしています

「モノではなく、コトでもなく、ヒト」

そうです！
選ぶ人を間違えたら
後悔するだけです

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たまろくと人図鑑 第207回 鈴木義晴さん（2/1放送）
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【鈴木義晴のプロフィール】
頑張るではなく「顔晴る」の意味