都市ガスでないと高く売れない？～東村山市恩田町の土地のご契約

懇意にする法人D社様はご所有される不動産の売却で悩んでいました。所有されている不動産の設備がプロパンガスゆえ、購入をご検討されるお客様より「都市ガスでなければ‥もう少し金額を安くしてもらえませんか？」。確かにプロパンガスより都市ガスの供給を受けられた方がいいのは分かっているけど‥どうすればいいのだろう。

ガスがダメであればオール電化は？

オール電化にすれば支障がなくなり良いのではと購入をご検討されるお客様にD社の社長さんがお話をしたところ‥「コスト面と使い勝手を考えると都市ガスでなければ嫌なんです。せっかく希望する立地だったのに‥今回は見送ります」と言われ、困っていました。『鈴木さん、このような物件、やはり金額を下げないと売れませんか？』～分譲当初はプロパンガスでしたが、周りにお住まいの方は建て替えやリフォームをする際に、プロパンガスから都市ガスに切り替えているのに何で？というのがD様社長さんの素朴な疑問。

私道所有者からの掘削承諾書の取り付け！

ガス会社の見解は、前面道路の私道所有者全員からのガス工事に伴う掘削承諾書の取り付けです。測量に伴う筆界確認・立会い確認作業と並行して、私道所有者３８名からの掘削及び通行承諾をお願いにあがりました。約１ヶ月を費やして３６名の方から同意を得ることができましたが、２名の方は所在不明ゆえ承諾を得ることが出来ません。最終的には不在者確認作業を行い、理由書を提出し、都市ガスへの切替作業が出来る見通しがたちました。

そして以前交渉していた金額より１５０万円高く売ることに！！

確定測量及び境界確認等の作業を行い、本日１０時にご契約をいただきました。D社の社長さん曰く「同じ条件（更地渡し）で御社の方が１５０万円高く売ることができた。確かに承諾書の取り付けは難儀したけど、僅か１ヶ月で３６名の承諾書取り付けにはビックリしました。本当にありがとう。引き渡しまでよろしくお願いいたします。全てが終わったら飲みに行きましょう！」とお誘いを受けました。測量士の先生への追加費用及び都市ガスへの切替作業、そのご負担分を差し引いても１００万円以上高く売ることが出来た事案です。