株式会社スプラッシュ
2017年12月16日
ブログ
不動心 松井秀喜著 新潮社
スライディングキャッチの映像は見た時「うわっ、痛い!」~手首が反対側に向き「こりゃ、大丈夫か?」。その後、復活した松井選手が「心の構え」を明かした一冊です。読むのは3回目(笑)
星稜高校の山下監督の言葉
本を読まれた方はご存知かと思いますが、長嶋監督(当時)やお父さんの名前と同じくらいに登場してくるのが、星稜高校の山下監督のお名前です。この言葉から野球だけでなく人として松井選手を育てていたのだな~と感じます。素晴らしい!
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
信念は嘘よりも危険な心理の敵である
松井選手は信念を過度の思い込みと置き換えて考えるそうです。
「他人の言葉や出来事などを、自分なりに咀嚼し、理解する作業は必要だと思いますが、それが間違っている場合もあるでしょう。実態とはかけ離れた。もしくは誤った解釈をしてしまっている時は、自分の解釈を修正し、把握し直す必要があります。そうしなければ、いつまでたっても心理はつかめません。自分の考え、スタンスをコロコロと変えることも問題ですが、思い込みが激しく、頑なになってしまうのも、またよくない思います」(本書より引用)
継続は力なり
ヤンキースのアレックス・ロドリゲス「A・ロッド」、27億円の年俸のスーパースターは、スプリングトレーニングでは誰よりも早く球場に入り練習をすると書かれています。「自分の足りない部分、努力すればおぎなえると感じるところを、練習によって埋めるといった考え方」~大リーガー、その中でもスーパースターの「A・ロッド」は、自分が向上するために人一倍努力しているとも書かれています。
野球だけでなく、人生の全てに通じる内容が書かれている1冊かと感じます。
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