AM9:00~PM7:00
毎週水曜日
2020年05月09日
ブログ

#つながる不動産 “ヒトとヒト”その4

所属する日本開発工学会に提出した研究ノート「不動産仲介業ー顧客が顧客を呼ぶ感動価値の創出ー」について連載の第4章。インターネットを使った不動産取引はどのようにすればいいのか?以下、日本開発工学会に報告した研究ノートを寄稿する。

不動産屋が不動産のことを考えずに、インターネットのテクニックに走る時代に変わってしまった?

自社ホームページの管理画面情報によると 20 時から24 時の時間帯にアクセス数が急増する。最近の傾向は、通勤時間帯にスマートホンで検索し、気になる物件を自宅のパソコンに登録、後でユックリ確認するといった行動が伺える。業界におけるインターネット戦略の最近の傾向は、対費用効果の向上を目的にアクセスデータを分析し、顧客とのマッチングを促進させるといった手法を専門業者に委託し、物件掲載より SEO 対策 (注 3) 、リスティング広告 (注 4) 、リターゲッティング施策 (注 5) といった技術面に比重をおいて展開をしている。

(注 3)SEO 対策:SEO(Search Engine Optimization)は検索エンジン最適化の略。SEO 対策とは、サーチエンジンの検索結果のページの表示順の上位に自らの Web サイトが表示されるように対策すること。

(注 4)リスティング広告:Google や Yahoo などが提供している検索エンジンにおいて、ユーザーが検索したキーワードに関連した広告を検索結果ページで表示する広告の事。

(注 5)リターゲッティング施策:インターネット広告の配信方式のうち、広告主の Web サイトを訪問したことがあるユーザーの行動を追跡し、他サイトの広告枠上で同じ広告主の広告を表示させることで、再度の訪問を促す施策のこと。

スマホが変えた住まいの探し方

基本的にはレインズ(指定流通機構)に物件情報として登録しなければならないた、各社の情報量に差は少ないが、情報の質に大差がつく傾向にある。当社のホームページでは、西東京市や練馬区周辺の不動産情報 2,000 件を掲載し、技術面においても対比費用効果の測定を繰り返しつつ、日々更新をしている。

新築一戸建てやリノベーションマンションについては、室内外の写真を掲載出来る最大量の 20 枚、女性の目線(高さ 120 ~ 130 センチ)の写真、周辺の保育園、小学校、中学校や駅等施設の写真など「そこに住む方の視線」を意識して掲載している。遠方の顧客向けに、施工途中の様子や駅、公共施設や商業施設などの写真撮影に対応している。

不動産情報から“暮らし”を意識した情報にチェンジ

取り巻く環境は更に変化している。5年前と比較しネット環境が整備されたこともあり、物件情報の可視化、具体的には「写真」「動画」といった情報量が増大している。その情報たるや5年前と比較にならない量である。

インテリアコーディネーターが、リビングやダイニングなどホームステージング。モデルルームを演出し、それをプロカメラマンが広角レンズをもちいて撮影、顧客に訴える。中には写真だけでなくプロのライターの綺羅びやかなコメントが‥違和感を感じる今日この頃である。

住まいは、「住まう」ではないだろうか?~大切な家族が元気に笑顔をたやさず、安心して暮らせる、そのための情報を発信することが役割なのではないかと考える。日々の暮らしの中で役立つ情報とは「子育て」や「医療・介護」。またイベント情報などが重要。自らが行動し、地域に向けて発信、オンデマンドメディアを目指すことにした。
この記事を書いた人
鈴木 義晴 スズキ ヨシハル
鈴木 義晴
顔を見せて身分を明らかにし、真っ当なお手伝いをします。しつこい営業はしません、しつこくされるのが嫌いだからです。西東京市には、たくさん良いところがあります。親切でやさしい人がたくさんいらっしゃいます。一人でも多くの人に、その良さを知って欲しい、そして暮らして欲しい。モノよりもコト、コトよりもヒトを大切にする!そんなわたしです。
arrow_upward