住まいを買う際の注意すべきポイントを解説します
住まいを買う際、住宅ローンなどお金のことを考えると、精神的な負担も生まれてくるものです。
正しい決断をしていただくために、住まいを買うときに必要なことを詳しく解説します。
ご自分が支払える範囲での金額にしましょう
低金利ゆえ、意外に多くの金額を借りることができます。
以前は自己資金20%ないとローンは組めないなどと言われましたが、今は物件価格100%、また取得にかかる諸費用(物件価格の約10%程)まで借りられる場合もあります。
お金を貸したい銀行の立場で判断せず、ご自身が月々返済できる金額で計画しましょう。
想定外の支出や、収入の変化にも対応できるように少し余裕を持っておくと良いでしょう。
比較となるのは今の家賃
お支払いの家賃が10万円だとすると、その負担は生活する上でどうですか?
少し低いほうがいいですか?
それともいくらぐらいプラスしても大丈夫ですか?
今の生活スタイルを変えずに無理なく支払うことが出来る範囲にしましょう。
住まいを取得するには意外と掛かる諸費用
お住いに関わる諸費用は物件価格の概ね8%くらい。
登記料、火災保険料、保証料、仲介手数料など、住まいを買うには税金や手続きにかかる諸費用が発生します。
いくら自己資金を準備するかで変わりますが、一般的には物件価格の8%前後と言われます。
また実際に住むためには家具、家電、インテリアといった物を新しく買い揃えることもあるでしょう。
1つ1つは大きな金額でなくても、まとまると結構な金額になる場合もあります。
初めから大盤振る舞いをせず、少しづつグレードアップされてみてはいかがでしょうか?
その他のランニングコストも忘れずにしましょう
おおよそ年間10万円~20万円程度は見込んでください。
またマンションであれば管理費や修繕積立金も月々負担するようになります。
この管理費や修繕積立金は、築年数の経過とともに、値上げされることも認識しておいてください。
新たにクレジットカードは作らない!また急いでカード解約をしない!
家を買うに際して、家具や家電を揃えたいと思うのは当然の心理。
これらは快適な暮らしをするために必要ですが、少しだけ時期を待ってください。住宅ローンを利用する場合、事前承認、本承認、金銭消費貸借契約、融資実行と手続きが進みます。
これらが完了するまで誘惑に負けないようにしてください。
新しくクレジットカードを作る、また利用する等、これらが返済比率といったローン審査に影響する場合があるからです。
また「使っていないカードを解約する」これらはローン審査を通すために意図したと捉えられないので、急いで解約する必要はありません。
どこの金融機関からが良い条件で借入られるのか調べましょう
低金利時代とはいえ35年もの借入、金利が少し違うだけでも大きなものになります。
例え同じ金利でも保証料その他で受けられるサービスが変わります。
ご自身でも出来るだけローンについて勉強し、どこの金融機関の住宅ローンだと金利が安く、その他条件が良いのか調べてみてください。
住まいの近くにマンションの建設計画や施設等の建設計画はないかの確認をしましょう
買われる家の周りが今後どのように変わっていくのか注目してください。
近隣に大規模なマンション計画などはありませんか?
計画道路がありませんか?
その他環境が大きく変わる計画は、家は住まいですが生活は住まう、そのような視点でもじっくりと見てください。
住まいを手に入れたあなたはオーナーです!
自然災害などは保険でカバーすることができますが、建物本体や住宅設備機器は時間とともに劣化していきます。
これを少しでも遅らせ良好な状態を維持させるのが、定期的なメンテナンスです。
家を買われたあなたはオーナーです!
将来の修理などは基本的にオーナーが対応しなければなりません。
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