昭和38年築の家はシロアリに雨漏り~建築確認が取得できない再建築不可だった
相談をいただいたのは
西東京市内の誰も住んでいない家
9年放置されていた空き家です
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相続した家
一時的に倉庫代わり使用していました
今ではその利用もしなくなり
どうするべきか?~考えていました
売るべきか
賃貸として利活用すべきか
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毎年課税される
固定資産税や都市計画税は3万円は
誰も住んでいないないのに~もったいない
調査の結果は「再建築不可」!現況2階建て約100㎡の建物、登記上は昭和38年築の平屋
現地を確認し
頭を過ぎったのは再建築?
法務局での権利調査
市役所での法令関係調査
念入りに調査をしましたが
やはり「再建築不可」でした
再建築不可とは
建築確認取得が難しい事を意味します
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建物の全部事項証明書によると
昭和38年築の平屋として登記されています
その後に増改築が繰り返され
現状では2階建て延べ約100㎡になっています
誰がどのように建物に手を加えた‥
今となっては調べる術がありません
人が住まいないことにより激しく傷んだ家の修理費用は500万円超!お金をかける意味があるのか?
9年住まいないことにより
玄関周りはシロアリの被害
2階の天井は雨漏りのシミの後
建物の内外は相当傷みが進んでいます
貸すとしても相当な費用を掛けないとなりません
工務店の社長は
屋根工事100万円
外壁工事100万円
設備工事150万円
︙
その他を加えると
500万円以上掛けないとダメ!
後は蓋を開けてみないと
正確な数字は「分からない」と
子どもには任せられない!放ったらかしはダメだと決断!
工務店からの修理費用の話
建築確認を新たに取得できない話
何度も丁寧に説明をしました
毎年の税金もそうだけど
こんな面倒なことを子どもに任せられない
放ったらかしていたことを反省
14日後に売ること決断されました
現況のまま売れました!
貸すに貸せない
売るに売れない
この現状をどうすればいい?
不安いっぱいでしたが
現況のままで買っていただきました。
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金額は思った程
高い金額ではありません
「胸のツッカエが取れホッとした」
売った金額の一部を利用して
お住まいのリフォームをされるとのことです
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