マンションは学区で選びなさい 沖 有人著 小学館新書を読みました！

タイトルに惹かれ、山下書店（新宿）で買った本「マンションは学区で選びなさい」沖有人著、小学館新書です。

東京都教育委員会の２０１４年の調査では、千代田区、中央区、文京区では中学受験進学率４４％超！中学受験進学率とは、中学受験をして学区内の公立中学校に進まない率。少子化の影響を受けて上昇傾向。気になる西東京市は１４．５％、練馬区は１７．５％。

公立小移民～受験に有利な公立小学校に入学させるために引っ越すことを指します。親にとっては、中学受験の環境を整えることで進学意思を高めれるための引っ越し。どう感じられますか？教育評論家の尾木直樹さんは「同じような家庭・親の子どもばかり集まるマイナス大きい」と言われるも‥現実的な数字は上昇傾向。著者は「学区と年収の相関関係」についても説かれています。データとなるのは国勢調査、住宅・土地統計調査‥いわゆるビックデータ。

練馬区内の不動産会社に１０数年勤続し、２００１年４月に独立した私。約３０年間、この地域の不動産売買の仕事をしています。データに基づき公表された小学校は確かに人気があります（光和小学校が入っていませんが）「学区と年収の相関関係」には因果関係があるのだな～と感じることに。西東京市では田無小学校が平均世帯年収1位となています。

著者の沖有人さん曰く「お金を生むマンション７つの法則」です。この章は本書の肝となる部分、著者にご迷惑がかかるので詳細は割愛させていただきます。が、どのマンションが資産形成に繋がるのか？を考えた場合、適切なアドバイスがなされていると個人的には思います（生意気ですが現場の声として）マンションの購入をお考えの方、是非ご一読ください！「マンションは学区で選びなさい」沖有人著、小学館新書。