部屋を借りるときの「家賃保証会社の利用」とは
賃貸で住まい探しをしていたら・・・
「この物件にするなら、家賃保証会社を利用してください」
と言われたことがあるのではないでしょうか
近年こうした家賃保証会社を利用する物件が増えています
ではその理由とは?
背景にあるのは賃借人や保証人の“高齢化”です!
家賃保証会社を利用して契約する賃貸物件が急速に増えています
今まで必要だった連帯保証人は不要ですが
契約時に家賃の0.3カ月~1カ月分を家賃保証会社に支払う必要があります
場合によっては保証人と合わせて家賃保証会社を利用するというケースもあります
借りる側のメリットとしては入居時に連帯保証人が用意できない場合
保証会社を利用することによって入居が可能になること
またデメリットとしては契約時の初期費用が高くなることです
家賃保証会社を利用する物件が増えている理由とは?
それは連帯保証人の高齢化にあります
「年金生活なので保証人になれない」
「滞納したときに払えない」
という状況が増え連帯保証としての意味をなさないためです
その受け皿として家賃保証会社が普及してきました
連帯保証人が用意できても家賃保証会社を利用しなければなりませんか?
連帯保証人が用意できる人の場合でも
家賃保証会社を利用しなくてはいけないのでしょうか?
基本的には大家さん及び不動産管理会社が
家賃保証会社をつけるかどうかを決めています
気に入った物件が家賃保証会社をつけなくてはいけない場合
原則として利用しなければなりません
家賃を滞納するとどうなりますか?
では家賃を滞納してしまった場合はどうなるのでしょうか?
家賃を滞納しても家賃保証会社が立て替えているだけですので
入居者の支払い義務は当然残ります
いちばん多いのが「ついうっかり」「たまたま口座にお金がない」などです
それでも家賃を「支払えない」や「支払わない」というトラブルはあります
家賃が滞る理由としては病気や失業などと切実なこともありますが
家賃保証会社は個々の事情を伺いながら
相談に乗ることで生活を立て直すお手伝いを行うこともあります
滞納すればするほど金額は雪だるま式に増え
最終的には入居者の支払い総額が増え
自分で自分の首を締めるだけなので注意してください!
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