株式会社スプラッシュ
2017年08月18日
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あきない世傅 金と銀(四)貫流篇 高田郁著 角川春樹事務所
髙田郁さんは漫画原作者だった
みをつくし料理帖シリーズ
あきない世傅 金と銀
「買うての幸い、売っての幸せ」、入念な取材に基づく時代考証、人情味あふれる物語展開にグイグイと引き込まれること請け合いです。「銀二貫」もそうですが、下手なビジネス書を読むのなら「これを読んだほうがタメになる!」と思っています。現に何人かの知人に薦めました(笑)
時代は江戸中期、場所は大阪天満。呉服商「五鈴屋」が舞台です。主人公の幸が悪戦苦闘しながらもお店を大きくしていくストーリーなのですが‥(ネタバレになるので内容は省略します) 商いは、川の流れに似てるんだす
雲外蒼天という言葉に感動しました。意味は「試練を乗り越えていき、努力して乗り越えれば快い青空が望めるという」。雲は、さまざまな障害や悩みを暗示しています。あきない世傅金と銀シリーズ、お薦めです。
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