不動産と人、そしてお金の関係のお話
土地や建物といった不動産には2つの価値があります。1つが『使用価値』。2つ目が『資産価値』です。不動産、人。それを取り巻くお金の関係が分かると、「売る」、「買う」といった不動産売買において損する確率が大幅に少なくなります。それでは分かりやすく解説をしていきます。
特定の人だけの価値 →「使用価値」
例えば畑があったとします。農家さんにとっては野菜を育てる上で、また収入を得るために必要不可欠です。ですが農家さんでなければ畑は所有していても、他に転用もできませんし売ることも出来ないので、利用する価値が低くなります。
物を製造するために工場は必要です。稼働することで収益を上げ、会社を維持し社員の生活を守るために重要です。飲食を営む人にはお店が必要です。他にもさまざまケースが該当します。このように不動産を利用することによって得られる効用を使用価値といいます。
賃貸マンションを借りるといったケースでも、居住するスペースの対価として家賃を支払うので「使用価値」に該当します。つまり「使用価値」は、実際に不動産を利用する特定の人にとっての価値ということになります。
不特定の人に認められた「資産価値」は換金できる
資産価値とは不特定の人に認められた価値。売る際に市場で需要が認められる価値と考えてください。どんな建物でも時間が経つことで価値が下がります。土地は経済情勢に左右されますが経年劣化はしません。ゆえに所有者にとって価値があります。
2025年に向けて大きく変わる不動産の価値観
少子高齢化による人口減少、相続人が分からない土地、所有者不明の空き家‥深刻な社会問題になってきました。右肩上がりの不動産バブルは遠い昔、不動産に対する考え方や価値観が大きく変化してきています。
ズバリ言います!
買うことをお考えの人は「資産価値」の高い不動産を選択されてください。「資産価値」の低い不動産を所有されている人はこの数年で処分されるべきです。2025年には東京都の人口が減少します。コロナにより、その時期が少し早まりつつあるのが今です。不動産に関する価値観が大変革の時です。
買う、売る‥奥が深い「不動産」についてシリーズ化して、分かりやすく解説をして参ります。
西東京市不動産売買専門店 『スプラッシュ』
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