私が中古の戸建住宅の査定を受けた時に、必ず確認するところはココです!
いくらで売れますか?
お電話やメールをいただきます。
机上で答えを出すのは簡単ですが、
「百聞は一見にしかず」、
やはり見てみないと何とも言えません。
そこで、
私が物件のどこを見るのか?
不動産のプロであれば確認するポイント、
ズバリ教えちゃいます!
ご参考にして下さい!!
物件を見る前にまずは確認すること
まずはネットで、
次の2つポイントを抑えます。
1,最寄り駅から物件までの経路
2,周辺環境の確認(嫌悪施設はある?)
ストリートビューでは、
物件だけでなく駅からの道順を辿ります。
周辺環境にどのような施設があるのか?
特に嫌悪施設などはどうなっているのか?
確認します。
曜日や時間帯による違いはある?
西東京市であれば、
感覚値で掴んでいますが‥
それ以外の地域となると、
午前と午後など時間帯を変えたり、
平日と土日といった曜日を変えて、
見るようにします。
外回りはココを確認します!
1,境界石(プレート)はある?
・境界標がきちんと入っているか?
2,植栽や設備を見てみる
・植栽や設備が越境しているか?
3,屋根が確認する
・屋根が色あせたり剥がれていない?
4,屋根の軒裏、破風を確認する
・しっかりと塗装されている?
5,庭を確認をする
・手入れがされているか?
6,基礎や外壁を確認する
・基礎にクラックは入っている?
・外壁がチョーキングしていないか?
・目地の部分に隙間がないか?
7,換気口の確認をする
・換気口はあるか?
・換気口まわりにクラックはあるか?
8,駐車スペースを確認する
・駐車スペースの縦、横のサイズ
9,カーポートの確認をする
・高さは何センチ?
・劣化していないか?
建物の中はココを確認します!
1,玄関扉を確認する
・建付けは問題ないか?
・木製ドアの場合は劣化していないか?
2.床はベコベコしていない?
・汚れや傷などがどの程度あるのか?
・水平が取れているのか?
・歩いてベコベコしたりしていないか?
・変な軋み音がしないか?
3,全部の窓を空け締めする
・閉めた時に隙間はないか?
・ちゃんとクレセントがかかるか?
4,トイレを確認する
・排水の匂いがあるか?
・裏ぶたなど黄ばんでいないか?
※設備の交換の必要性はあるのか?
5,浴室を確認する
・壁、天井、バスタブの縁がカビはないか?
・換気扇は動くか?
・窓を開けて隣家との視線は?
※設備の交換の必要性はあるのか?
6,キッチン周りの確認をする
・蛇口周りの汚れは?
・コンロ周辺の汚れは?
・換気フードの油汚れは?
※設備の交換の必要性はあるのか?
7,各居室を確認する
・押入れやクローゼットの建付けは?
・エアコンの製造年月日は?
・天井や壁など雨漏りなどのシミは?
8,ベランダを確認する
・防水が剥げていないか?
・床部分はベコベコしていないか?
・手すりなどグラつきがないか
なぜ、ここまで細かく見るようにしているのか?
築年数20年、
いいえ15年を超えると、
「建物には価値がない!」
決まりきった査定をする会社ばかりです。
私は、
使えるもの、
補修すれば使えるもの、
新規に交換するもの、
これらを区分けしています。
だって、
もったいないですもの。
構造さえ問題なければ、
15年でも20年でもそれ以上でも、
何ら問題ないことが多いのが実情です。
納得してもらうために現状を知ってもらう
どの部分の修理が必要なのか?
どうして新規交換をする必要があるのか?
ちゃんと説明するようしています。
AIによる査定?
複数社による査定?
その大半が市場性に合っていません!
2度3度も値下げしないと売れない、
馬鹿な査定は所有者さんのためになりません。
あっ、話がそれてしまいました。
建物の外回り~建物中、
この部分がしっかりしていれば、
意外と速く・高く・確実に売れます。
そして
売るには‥
次の機会にご説明します。
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