株式会社スプラッシュ
2019年02月20日
ブログ
“インスペクション”ってなあに?
西東京市南町の戸建て住宅のインスペクションを実施いたしました。インスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通したインスペクター(住宅診断士)が、専門家として住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行なう専門業務を指します。
建物外周回りからスタート!基礎部分のコンクリート(ひび割れ、欠損、劣化)鉄筋(露出) シロアリ(蟻道)を目視。続いて外回りのブロック塀、フェンス等(ひび割れ、ぐらつき)、シロアリ(食害)を目視。玄関タイルの浮きがあるかないかを確認しながら、外壁材(ひび割れ、欠損、浮き、剥落)シーリング(破断、欠損、劣化) チョーキングなどの確認作業を進めていきます。
カメラTHETAを使用して屋根の状況を確認
道路より8M以上高い屋根、ハシゴをかけて登るには危険です。かと言って足場を組むのも合理的ではありません。360度カメラTHETAを専用の道具に固定して、スルッスルッと伸ばし4方向から撮影、タブレット端末での確認です。
塗装(劣化)屋根葺材(浮き、ズレ、欠損、ひび割れ) 雨どい(歪み、ズレ)など、カメラで撮影した映像はタブレット端末で確認、撮影直後に屋根の状況が分かります。
雨水や汚水の枡の確認作業
給水管・排水管(水漏れ、接続不良、吐水時の変色確認)など作業です。
壁の傾きを確認
開ける閉める 建具の滑りを確認
室内は専用器具を使用して、床面(沈み、傾斜、欠損)柱、内壁(ひび割れ、傾斜) 天井(ひび割れ、雨漏り)などを一部屋づつ確認していきます。
居室の水平を確認
ユニットバス点検口から断熱材の納まりを確認
ユニットバスの天井からは断熱材(欠損) 接合金物(腐食)などを確認します。
完全防備でいざっ床下へ ほふく前進!!
インスペクション、床下・小屋裏は覗く確認で済ませ、進入しての確認はオプションとういう会社がほとんどです。ゆえにインスペクションを依頼しても、予算の関係上、床下や小屋裏はやらない方がいらっしゃいます。これは間違いです!本来であれば床下や小屋裏がこそが重要なのです。劣化や不具合が多く生じるのが床下や小屋裏だからです。
床下部分は歩伏前進を繰り返して一周、断熱材(欠損)・シロアリ(蟻道、蟻害)湿気、カビ 設備配管(漏水)・束(浮き)木部(腐れ、含水率)などの確認です。
インスペクション実施のメリットは何ですか?
事前に売却物件の状態を把握することが出来る
商談時点で根拠の無い大きな値引きの対象になりにくい
引き渡し後のトラブルの防止に
買主様にもメリットがあるのがインスペクションです
事前に購入を検討している物件の状態を把握することが出来る
適切な価格での交渉ができる
購入後の補修費の目安になる。またリフォーム計画も立てやすい
引き渡し後の問題箇所の発覚のリスクを軽減することが出来る
取材協力
株式会社テオリアハウスクリニック(外部リンク)
所在地 東京都練馬区関町南4-16-19 南関町ビル2F
TEL03-5948-5332
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