購入資金計画
家を買うとき、土地や建物の購入代金のほかにも、不動産登記費用や住宅ローンを利用する場合は、借入をするための保証料や手数料、また宅建業者へ支払う仲介手数料など多くの費用がかかります。
また、引越し費用なども見込んでおく必要があります。物件の価格と諸費用を合わせた総額で考える必要があります。
必要な諸費用は購入する住宅のタイプなどによって異なりますが、希望の住まいのおおむねの相場を調べ、預貯金の額や住宅ローンの借入可能額などを確認して、資金計画を立てましょう。
家の購入に意外とかかる諸費用
住宅ローンを利用して住まいを手に入れるためには、購入後も無理なく返済ができるような資金計画を立てることが大切です。
一般的に諸費用の目安は、購入状況にも異なりますが、物件価格の8%~10%です。さらに中古戸建てや中古マンションを購入して、リフォームを予定する場合は、別途リフォーム費用が必要になります。
主な諸費用の内訳は・・・
不動産売買契約書に貼付する印紙代
不動産会社に支払う仲介手数料
住宅ローンを利用する場合、ローン契約書に貼付する印紙代、事務手数料、保証料
所有権移転・保存登記の登録免許税と司法書士の報酬を含めた登記費用
固定資産税・都市計画税の日割精算金
中古マンションを購入した場合、管理費・修繕積立金の日割精算金
あと火災保険料などです。
例えば住宅ローンを利用する場合の自己資金として、頭金を物件価格の20%と諸費用約10%を合わせた30%程度用意するのが理想的となります。
自己資金の不足で、親御さんなどからお金を借りる場合には、借用書を取り交わし、利息とともに毎月返済することをしなければ、贈与とみなされてしまう場合がありますので注意が必要です。
毎月の支払いについて考える
想定外の支出や収入の変化がある中、余裕をもっておくことが大切です。
例えば、今お住まいの家賃が10万円だとすると、生活する上で今の家賃は大きな負担となっていますか?それとも今の家賃より多少プラスされても大丈夫だと思いますか?
住宅ローンを利用した場合、毎月のローン返済の他のランニングコストも忘れてはなりません。
不動産を取得すると、固定資産税と都市計画税が毎年10万円~20万円程度徴収されます。
さらにマンションの場合の多くは、管理費や修繕積立金も毎月必要となります。
また管理費や修繕積立金は、マンションの管理形態や管理会社にも異なりますが、築年数の経過とともに数千円から数万円値上げされることがあります。
中古マンションの購入を検討される場合は注意が必要です。
不動産購入にかかる費用以外の費用
実際に新しい住まいで生活するためには、家具や家電、インテリア用品など、新たに買い揃えたり、買い替えたりすることもあるかと思います。
一つ一つは少額でも、まとまると結構大きな金額になる場合もあります。初めから大盤振る舞いせずに、少しずつ買い足されたり買い替えたりすることをおすすめします。
まとめ
住宅ローンを利用してマイホームを購入する場合、借入をする金融機関の事前承認を得ることから始めましょう。
会社員の方であれば、前年の源泉徴収票・運転免許証・健康保険証等の写し。
自営業の方であれば、源泉徴収票の代わりに直近3年分の確定申告書・運転免許証・健康保険証等の写し。
これらで事前相談を申請してください。
概ね3営業日以内で回答を得られると思います。
金融機関で住宅ローン事前相談をし、事前承認を得て、「融資金額」や「融資条件」を知ることにより、無理のない確実な資金計画を立てることができるはずです。
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