計画と情報収集
購入したいマイホームの希望条件を整理することから始めましょう。
現在の家族構成やライフスタイルなどを踏まえて、理想とする住まいのイメージして、購入してからも、自分が支払える金額で、無理のない資金計画を立てましょう。
最初から100%条件を満たす住まいを見つけることは難しいかもしれませんが、一戸建てにするかマンションにするか、また間取りや部屋数など迷うことも多いと思います。
ここでは住まい選びのポイントを解説します。
一戸建てorマンション
一戸建ては、敷地や建物の利用に制限がありませんが、マンションは専有部分とバルコニーなどの専用使用権がある共用部分などに制限があります。
マンションは、防犯や防災の安全性が高いものが多いですが、一戸建ては防犯対策に難しい面があります。
駅近などの好立地に多いマンションは、生活の利便性が高いですが、一戸建ての場合は、住環境に恵まれた立地であっても、利便性が低い場合があります。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、方向性を決めるための参考にしましょう。
新築住宅or中古住宅
新築住宅は、建物の設備すべてが新しいこと、また建物の安全性能が高く、土地や建物に欠陥があった場合は、法的保護措置があるのが主な特徴です。
デメリットとして、建物など完成する前に契約するケースでは、実物がイメージと違うリスクがあること、また新築建売住宅などは、予め決められた建物仕様や間取りでの購入となります。
中古住宅は、建物評価が低く抑えられ、安価で購入できることがあること、リフォームをすることで、お好みの設備や内装等の変更ができます。
中古住宅の場合、耐震強度などの安全性に問題があったり、品質や性能の劣化、建物や設備の維持管理費用がかさむことがあります。
特に中古住宅を検討するときの重要なポイントとして、1981年(昭和56年)以降に建築された住宅であるかどうかとう点が挙げられます。
1981年以降に建築された建物であれば、同年に建築基準法が改正され、厳しい基準で建てられたものなので、中古住宅の購入を検討する為のひとつの目安になるかと思います。
情報過多で混乱しないように注意しましょう
保育園や学校などの子育て情報、病院やスーパーなど暮らしの情報、地歴や浸水履歴など行政による情報、大手不動産会社や地元密着の不動産会社、スーモ・ホームズ・アットホームといった不動産ポータルサイトによる不動産情報など、毎日たくさんの情報が配信されています。
何が重要で、どれが役立つ情報なのか?あまりに情報が多すぎて整理できなくなってしまう!
と思いませんか?
特に不動産ポータルサイトにおいては、何故か一つの物件を複数の不動産会社から配信されている。
税金や住宅ローンの事、建物の保証に関することなど、気になることがたくさんあるのに専門用語ばかりで分からない。
何が必要な情報で、どれが不要な情報かを見極めることが大切です。
まとめ
初めから100点満点の家はなかなか見つからないものです。少し条件を緩めて探したほうが理想の住まいと出会う可能性が高まります。
多少気になる部分があっても、リフォームなどでどうにかなるか?など、自分たちで変えることができることに関しては、あまりこだわる必要はないのではないでしょうか。
それよりも、陽当りや周辺の住環境など、自分たちではどうにもならない部分を比較検討するようにしましょう。
関連した記事を読む
- 2022/04/26
- 2022/04/24
- 2022/04/22
- 2022/04/20